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3月9日(土):ヨナ書の主題
この前の説教主題は、ヨナ書の主題ということで話した。最近旧約聖書から少しずつ話すようにしている。信徒さんもなかなか、旧約を読む機会もなく、正直たとえ、読んだとしても、その内容を把握するのは非常に困難である。牧師自身にしてもそれは同じなのだが、いろいろ、解説書を持っているだけに、何とか読み込める部分もある、というのが実情だ。・・・・さて、ヨナ書であるが、全体を見ると、感じることは、イエス様の譬え話に似...
View Article3月15日(金):清貧の人
ウイリアムズは、1829年アメリカに生まれました。父は彼が幼い頃に戦死し、母の手一つで育てられました。母の信仰を見ながら育ち、24歳で宣教師になることを決意し、最初は中国へ渡りましたが、1859年(安政6年)に日本への最初のプロテスタント宣教師としてやって来たのでした。当時の日本はまだ、キリスト教を信じることを禁じている時代で、その高札が立てられ自由な伝道は出来ませんでした。それで、ウイリアムズはこ...
View Article3月18日(月):絶筆
『風で寝床に臥せりながら、上原和著「斑鳩(いかるが)の白い道のうえに」と言う本を読んだ。』と言う書きだしで始まる「天声人語」の文章が深代氏の絶筆となった。この本は聖徳太子の悲劇を描いた本である。その一族は皆殺しにされるという悲惨な運命をたどるが、その太子ゆかりの「法隆寺」をもう一度訪ねてみたいと、この筆者は「天声人語」を締めくくっている。風邪で臥せっていると言いながら、この人は何故か自分の病気のただ...
View Article3月22日(金):Taj Mahal
【インド北部のアグラにあるイスラム教の廟堂、ムルガ帝国の第15代皇帝シャー=ジャハーンが愛妃のために1632年より建立。装飾美術の粋を集めた華麗な建物として有名(広辞苑)タージマハルとは、その呼名も美しいが、惨劇があった。インドのムンバイで同じ名前の、タージ、マハルホテルが、襲われ200人近い人々が亡くなった事件があった。9:11に、アメリカの国際貿易センターが崩壊した時、あるアメリカ人が言っていた...
View Article3月25日(月):ミラボー橋
ミラボー橋ミラボー橋の下をセーヌ河が流れわれらの恋が流れるわたしは思い出す悩みのあとには楽しみが来ると 日も暮れよ、鐘もなれ月日は流れ、わたしは残る 手をつなぎ顔と顔を向け合おうかうしていると二人の腕の橋の下を疲れたまなざしの無窮の時が流れる 日も暮れよ、鐘も鳴れ月日は流れ、わたしは残る 流れる水のように恋もまた死んでいく恋もまた死んでゆく命ばかりが長く希望ばかり大きい...
View Article3月28日(木):動物たち
ある有名なコラムニストが、毎日世相や、政治家の批評記事を書いていると、うんざりすることがあるという。悲憤慷慨し、拳を振り上げてみるものの、自身は醒めた目で見ているという。そんな時は、動物園に電話を入れるのだそうである。慣れたもので係の人も、それでは一つ動物を集めて水泳大会でもやりましょうか、と言うのだそうである。そうして、「猿があんたに泳ぎが上手かったとは知らなかった」。と妙な発見をするという。そん...
View Article3月30日(土):イースター
『あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられるころ、お話になったことを思い出しなさい。三日目によみがえられなければならない、と言われたでしょう』ルカ:24章。イースターおめでとうございます。皆さまの上に神のまもりがありますように。
View Article4月6日(土):ステパノの殉教
ステパノの長い説教が終った。このような説教のもたらす結果は明白である。ステパノの招いた死がやってきた。しかし、彼は人々の顔がはげしい怒りに歪んでいるのを見なかった。時間を超越して、神の右手に立っておられるイエスを見つめていた。そして、この事実を告げたとき、人々は、ステパノが神を汚しているとしか思わなかった。神について汚し言を言う時の罰は、石うちによる死刑だった。これは合法的な裁判ではなかった、私刑で...
View Article4月10日(水):近況
今年の冬はいつになく雪の少ない季節だった。除雪機の稼働もほんの30分ぐらいで、済んでしまった。ただ、3月は、晴天が続いた割には、気温が上がらず、わずかな軒下の雪も消えるのが遅かった。3月に入り、長年の懸案だった教会施設の拡張に始めた。と、言っても、業者を頼んで整地を行い、そこに小さな会堂を建てる予定、整地ははぼ完了しそうな状況、まぁ、秋までにかかって、完成したらよかろう。・・・・・青森の土地が売れそ...
View Article4月19日(金):命日
昨日は金田長老宅の冬囲いの取り外しに出かけたついでに、福原兄ところを様子を見に合川まで足をのばした。実際彼の命日は何時なのかわからない。4月の中旬ごろであろう。私たちが発見した時には既に、なくなってから相当の日数が経っていた。今でも大の字になって、黒ずんだ、全裸の姿が目に焼き付いている。未だに死因が私たちにはわからない。司法解剖した警察も死因は教えてくれなかった。察するに、凍死であろうかと推測するが...
View Article4月26日(金):魚に河は見えない(吉川英治)
北上川は、岩手県北部、石川啄木の故郷渋民村の近く、七時雨(ななしぐれ)山に源を発し、岩手県の中央部を潤して南下し、太平洋側「追波湾」に注ぐ250キロメートルに及ぶ県を代表する河川である。それだけに折にふれ詩歌に謳われている。・・・・「やはらかに 柳あをめる 北上の 岸辺めに見ゆ...
View Article5月3日(金):切羽
60年ほど前、私が高校生の頃だった。義兄が鉱山に務めていて、坑内を見せてくれた。今の時代なら規制が厳しくて、高校生が坑内に入るなんて考えられなかった事だったが、何事も緩やかな時代であったように思う。その時、あいつがそうだと言われている男だと教えられた。食う一等(勲一等) 飲む大臣(農務大臣)...
View Article5月10日(金):老人と三人の若者
以前、ラ・フォンテーヌの寓話、老人と三人の若者と言う、寓話を載せた事がある。一人の老人が自分の土地に若木を植えた話である。三人の若者がやって来て、その老人を揶揄した。「爺さん、もうろくしたんじゃない?。その歳になって木を植えるなんて、その木の果実が実を結ぶまで、何年かかると思っているんですか、そんなことは私たち若者に任せておいて、年寄りは過去の日々の懺悔でもして暮らしなさい、木を植えるなんぞ私たち若...
View Article5月18日(土):おやすみ
しばらく、ブログの更新をおやすみします。現在、教会の拡張工事の最中で、今月いっぱいかかりそうです。よって、一週間ほど、お休みさせてさせてください。いつもお読みくださりありがとうございます。元気にお過ごしください。在主。
View Article5月25日(土):教会施設の拡張
概ね終了に近づいている。今日夕方までにコンクリートの打設が出来れば、あとは片付けのみ、1日ないし二日くらいで、工事は終わるだろう。しかし、これからが本番なのだ。建物の外装、内装、等々、これは自分でやらなければならない、冬までかけてのんびりやっていくか・・・・・
View Article5月27日(月):今日は雨模様
今日は、久しぶりに朝から雨模様、このところ晴天が続きであったが、最後の仕上げのコンクリート打設が出来なくなって、何となく休養日になりそうだ。この教会施設の拡張は、小さな居住棟(三坪)、それに付属するカーポートの設置、水道施設、まで出来上がった。ただ、居住棟の外装、内装は自分でやらなければならない。まぁ、そこのところは本職だから、時間をかけて楽しみなができるかも知れない。この施設をどう活用していくかは...
View Article6月2日(日):赤い靴(靴)童謡
1.赤い靴(くつ)履いてた 女の子 異人(いじん)さんに 連れられて 行っちゃった2.横浜の埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って 異人さんに連れられて行っちゃった3・今では青い目になっちゃって 異人さんのお国にいるんだろう4・赤い靴 見るたたび考える...
View Article6月8日(土):遅々として
教会の拡張工事が遅々として進まない。無理もない、二年ほど前でも、「牧師の気力は240分と言う記事を書いているが、その頃でさえ体力、気力が半日程度だったのだから、80になった今はなおさらのことである。それにこの数か月随分怠けて、散歩すら殆どしていなかったので、10ッ歩歩けば足が痛むようなものである。とはいうものの、この一週間ばかりで何とか形が見えてきた。三坪ばかりの小さな建物の床を張り、窓を取り付け、...
View Article6月24日(月):梅雨入り
①・・例年より遅いらしいが、秋田の地も梅雨に入った。今朝は早くから小雨が降り続いている。教会の拡張工事も、建物の外観工事もようやく一段落したところで、今日はおやすみ。工事費はおよそ一千万。チョットかかり過ぎたが、ま、仕方がないのかな。それにしても随分、物価高、あらゆるものが値上がりして、少々、怒りさえ覚える。②・・青森の土地が売れた。今日契約書を送る。780.少し安いが仕方がない、二三年かかるかな、...
View Article7月1日(月):雨漏り
昨晩から大雨だった。屋根の修理を頼んでいて先日終えたのだが、やれやれ一安心と思っていたが、朝、雨漏りが改善しておらず、朝から大騒ぎ。先日の修理代今日払う予定だったが、とても払えない。これから交渉して、善後策を講じる。少しの間てんやわんやになりそうだ。残念。面倒なので、冬までかけて、自分で修理してみようかとも考えている、自己流でも、出来そうだし、その方が安上がりになりそうだ。秋になって、拡張工事の方が...
View Article7月14日(日):親日国 (2)ポーランド
ポーランドと言えば、西欧の国であるが、あまり日本に馴染みのある国とは言えないだろう。わたし自身もポーランドについて知っているのは、ショパンくらいのものである。しかし、この国は意外と親日の国であることが判ってきた。かの国が何故親日国になったかのいきさつは、ほぼ百年前の1920年代に遡る。それは、ロシア革命時代のシベリヤ時代にあった。いわゆる、日本で言う「シベリヤ出兵」。当時シベリヤは揺れ動いていた。欧...
View Article7月21日(日):親日国 (3) ブータン王国
先ごろブータンと言う国が、マスコミでも取り上げられ「世界一幸せな国民が住む」と言われ一躍有名になったが、元々はヒマラヤ山脈の高地にある、小さな王国である。国土の70%が自然に囲まれ、土地の広さと言えば、日本の九州地方ほどしかない。ロシアとインドに挟まれた「貧しい国」であることに変わりはない。食料の自給率も60%で、不足分はインドから輸入していた。そのような国情に時の王が、1950年、改革を試みようと...
View Article8月13日(火):ココロイタイ
近代ギリシャ史を研究していた東洋大学教授、村田奈々子氏がそのギリシャ国内において、一つの日本語とおぼしき言葉を発見した。それが「心痛い」という言葉であった。意味合いとしてもその語彙通りであり、不思議な想いをしながら、その言葉を知っている人たちから話を聞いてみると、そこには、100年間語り継がれてきた、ある出来事があった。その出来事とは、1920年ごろに起こった稀土戦争(ギリシャ、トルコの戦争)に起こ...
View Article9月18日(水):あぁ~、忙しい
このところ、教会施設の拡張工事で相変わらず、忙しい日々を過ごしています。今の所胸突き八丁という所かかな。ブログも随分長い事更新していないので、読んでいて下さっている人にはご迷惑をおかけしております。スミマセン。もう少しお待ちください。今は、何よりも工事のことで頭が一杯なので、パソコンに向かう暇がありません。どうぞ、お許しください。もう、一週間ぐらい、ふふふ、ふ。
View Article10月7日(月):午後から雨模様
①・・・教会の拡張工事の方もだいぶ進んだ。今は、旧建物と拡張部の連絡通路を造っている、これが終れば、外構は一応整うことになる。後は冬場の季節内装をコツコツ、やればいいのかな。いつか、訪ねて来たシンガポールのビクター兄弟も週に一二度、手伝ってくれている。奥さんも時々、来てくれる。どこから助け手が来るかわからないものだ。②・・・ちえこも。アルもルカも晴美さんも皆元気。昨日、ルカにあんパンとアイスクリーム...
View Article10月21日(月):老人クラブ
私の住む部落で、毎年老人クラブが「きりたんぽ会」を行う。私も一応老人クラブの会員なのだが、集落の集まりにはほとんど出ることはない。この度だけは、ちえ子と二人で参加してきた。20数人が集っていた。おばぁちゃんたちが15~6名、おじいちゃんたちが数名。日本の人口統計そのままの比率なのなのに妙に納得させられた。やはり女性の方が元気で長生きするようだ。それにしても、出席はしてみたものの、ほとんど名前も、どこ...
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