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3月24日(月):ガラテヤ書 (序)

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攻撃を受けたパウロ

誰であったかガラテヤ人への手紙を、優れた剣豪の手にひらめく剣になぞらえた人があった。パウロがガラテヤ人への手紙を書いた時、彼と彼の福音は攻撃されていた。もしその攻撃が成功していたとすれば、キリスト教ユダヤ教の一派にとどまり、さらにはユダヤ人のためだけのものになっていたかも知れない。またキリスト教ユダヤ教の一派にとどまり、さらにユダヤ人のためだけのものになっていたかもしれない。またキリスト教は恵の教えとなる代わりに、割礼と律法の遵守を頼みとするものになっていたかもしれない。もし、パウロの敵対者たちの思い通りになっていたとすれば、福音はユダヤ人のために保存され、わたしたちはキリスト教を知る機会は全く持てなくなったかもしれない。そう考えるとき不思議な気がする。・・・・・

『攻撃を受けたパウロ使徒職』パウロのように、活発な人柄と強烈な個性を持った人が、敵対者に出会わないというのはあり得ないことである。パウロが実行したほどに宗教思想に改革をもたらした人が、攻撃を受けないというのもあり得ないことである。最初の攻撃はパウロ使徒職に関するものである。パウロは全く使徒ではない、という人が多数いた。彼らの見解に従えば、パウロよりも彼らの方が正統だったことになる。使徒行伝1章21~22節に、私たちは使徒職の基本的定義を示されている。裏切り者ユダが自殺してしまったので、使徒団の数にあいた穴を埋める必要があった。それでは使徒として選ばれるべき人の資格を、どのようにして決めたのであろうか。その人は、『主イエスが私たちの間に行き来された期間中、すなわち、ヨハネバプテスマの時から始まって、わたしたちを離れ天に上げられた日に至るまで、終始わたしたちと行動を共にした人たちのうちの誰かひとり』でなければならない。その人は「復活の証人」となる人でなければならない。このように、使徒となる人はイエスが地上の生涯をを過ごされておられた期間中、主と行動を共にしていなければならなかったし、よみがえられた主の復活の証人でなければならなかった。明らかに、パウロはこの資格を満たしていなかった。その上、パウロは資格に当てはまらなかったばかりでなく、ごく、最近までキリストの教会の大迫害者であった。・・・・・

この手紙のまさに第一節で、パウロはそれに答えている。パウロは誇らかに、使徒職の根源が人からではなく、人の手が使徒職に任命したものでもなく、神から直接の召しを受けたことにあると、主張している。使徒団に生じた欠員を埋める際に、他の人々には要請される資格があったかも知れない。しかし、パウロには独特の資格があった。つまり、パウロはダマスコ途上でキリストと相まみえたという資格があった。

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これから、しばらく、ガラテヤ書を学んでいくことにする、まぁ~。時々脱線するだろうが、バークレーの解説書を中心に、他の参考書も合わせながら、学んでみよう・・・・・

 


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