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Channel: イミタチオ・クリスティ
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2月26日(水):親日国 台湾

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これまで、親日国について、二三の国を紹介してきたが、本来ならば真っ先に「台湾」を取り上げなければならなかったのだが、今の、自分にはなかなか、まとめきれない。先ごろ「台湾有事は日本有事」と言われているが、まさに、その通りである。近年、日本も、台湾も台頭する、中国の脅威を、ひしひしを感じざるを得ないからである、日本固有の領土である、沖縄をはじめ、南方諸島をめぐって、対立がある。1977年頃、国連の調査で、当該地域に莫大な石油資源があることが確認されて以来、中国が、その利権を目指して、進出してきているのである。台湾も、少なからずその利権に与ろうとしているが、李登輝前総統は、はっきりと、「そこは昔から日本の領域である」と、言明している。中国のやり方については「あのねぇちゃんが綺麗だからといって、私の妻だ、と言っているのと同じだ」とさえ言い放っている。同時に、自国台湾までも、その領有権を主張していることに対する、牽制の意味も含まれているようである。そう言う点で、李登輝総統の、善悪是非を判断する基準が、見事なほど正当である。自国の不利益になることであっても、是は是、非は非、とはっきりさせている、そこに、彼の偉大なる魂が見受けられる、彼は、日本が先の戦争に敗れるまで日本人として、教育を受け「岩里正雄」。という日本名を持っている。日本精神をこよなく愛した人であった。また、彼は、「台湾民主化」とも言われ。台湾の民主化を、「無血革命」でなしとげて。今日の台湾があるのは、ひとえに、彼の功績によることが多いのは言うまでもない事である。また、8度にわたって日本、沖縄を訪問し、親交を深めてきた。数年前になるが「日本海外特派員協会」での、一時間余りに及ぶ、公演は、李登輝総統の、「思い」を余すところなく語っている。いずれにしても、現代の錯綜した世界において、これほどの人物を見いだすことはむつかしい。偉大なる魂であった。彼が没して、数年、彼が日本について語った言葉は、多くの示唆を含んでいる。要するに、「昔の、旧き良き日本へかえれ」と言っているのである。しかし、残念ながら、今の日本にそのような人材は、見いだしようがない。21世紀は、日本の世紀だと、週十年前に言われたけれど。・・・・・・・

追伸:少し体調が悪い


 


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